持ちつ持たれつの暮らし、―外国人居住者との交流による高齢者の生きがいの創出―
現在、「超高齢社会」を迎え、生活の中で高齢者が生きがいを感じることが重要となり、生きがいを感じるには周囲の人からの反応や手応えが大切である。また、外国人居住者は言語、文化等の違いにより生活に困っている人がいる。そこで、今まで援助を受ける側だった高齢者と外国人を掛け合わせ、助け合いによる新たな交流を生むコレクティブハウスを計画した。助け合い行動を伴う空間を共用部分とし、建物内に多く配置することで助け合いによる高齢者の生きがいの創出、外国人の日本での生活についての学びを促進する。また、居住者の動線を混ぜ、各住戸の前にセミパブリック空間を設けることで、互いの生活が垣間見え、より深い交流に繋げる。
A1パネル6枚、模型1400×1000×120、梗概