細田利佳

エネルギー法を用いた木造制振構造の簡易計算法に関する研究

建築・住居分野
清⽔研究室
論文

研究内容

2016年熊本県地震や2024年能登半島地震では、被災木造住宅の多くが震度7を記録した本震だけでなく、震度5弱を超える余震を経験した。このように繰り返される大きな地動による被害軽減には、木造住宅にも制振装置を付加することが有効である。本研究は、木造制振住宅のエネルギー法を用いた簡易計算法の提案を目的とし、その有用性を時刻歴応答解析と比較することで確認する。一部の技術者のみが扱う高度な時刻歴応答解析の簡易計算法を確立させ、誰もが繰り返し地震動を考慮した設計を可能としたことで、我が国で最も建築棟数の多い木造の耐震性能が向上し、多くの命が救われる未来を期待する。

研究形式:論文

論文、パネル、梗概

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