木材を用いた格子接合部の剛性増大に関する研究
面格子壁は通風・採光のとれる耐力壁として意匠面からも人気が高い。しかし、面格子壁は経年劣化等による接合部の隙間に起因する低い初期剛性が課題として挙げられる。その解決策として、大氏らにより接合部に付与する接合金物(ジョイントメタル)が開発され、実験からその有効性が確認された1)。本研究では、接合金物の効果を表現できる解析モデルと算定式の提案を行う。
論文、A1パネル、梗概