栗原穂

障子の桟の長方形比についての研究

インテリア・プロダクト分野
滝本研究室
論文

研究内容

本研究は、障子の桟の縦横比(長方形比)が、時代・用途・設計者によってどのように使い分けられてきたかを明らかにし、美的比例値との関係を検討することを目的とする。寺院・茶室・住宅・商業施設・近代建築家作品から120事例の障子写真を収集し、画像上で寸法を測定して比率を算出、分布・分類別・時代別に分析した。結果として、約7割が1.30〜1.80付近に集中し、中庸的な比率帯が長期的に選ばれてきたことが分かった。用途別では茶室は分布が安定し、商業施設は最も自由度が高い。建築家別にも比率傾向の差が確認された。さらに1960年代以降の素材技術の変化により、2.0を超える縦長比率が増加した。以上より、障子の比率は固定的な美ではなく、用途・時代・素材条件を反映した設計であると結論づけられる。

研究形式:論文

論文、パネル、梗概

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