色覚の違いが服装イメージ評価に及ぼす影響
色を認識する力が弱い色覚異常の人が世界には数億人存在すると言われている。これらの人に配慮した色彩計画はカラーユニバーサルデザインと言われている。本研究では色覚異常を体感し、視覚イメージの変化を検討することとした。これらの解明はカラーユニバーサルデザインの認識を広めるとともに、SDGs目標10-2を実現するために貢献できると考える。実験を通じて正常色覚の人にも色覚特性があると判明した。このように色覚異常を色覚特性として捉えることができる社会であることが望ましいという認識を広めることがカラーユニバーサルデザインの実現へとつながると考える。
論文、A1パネル2枚、梗概