絵本空間におけるスターリーハウスとアングルローデスクの提案 ―椙山こども園絵本の杜を事例として―
椙山こども園「絵本の杜」を選定場所とし、子どもが絵本に親しみを持てる家具を制作した。絵本の杜がうまく活用できておらず、無機質な印象であるという現状課題より、柔らかくホッとする空間を目指すとともに、絵本の杜での読書活動活発化のため、本制作に至った。「すきなときに すきな場所で すきな本を」をコンセプトに読書環境に適した汎用性の高い家具を導入することで、読書習慣の形成を促すことを目的としている。今後、絵本の杜の長期的な利用を通じて読書活動の促進が期待される。
スターリーハウスW:1000×D:495×H:1020mm、アングルローデスクW:475×D:290×H:380mm、材料:パイン集成材15/20/25mm、作品論文、パネル、梗概