Re食器の拡がり〜美濃焼を次の世代に繋ぐ企業たち〜
陶器は一度焼いてしまうと元に戻すことができない、限りある資源である。廃棄されたものは何も使い道がなくゴミとなっていたが、廃棄されてしまう不要食器を使って作る Re食器が開発された。Re食器に関する既往研究や文献に目を通していく中で、Re食器は何十年も前から開発されているのに大
きな拡がりがない事を知った。原料の枯渇問題や過剰生産、廃棄・環境問題を抱えている今、なぜ Re食器が拡まっていないのか。本研究は、Re食器がなぜ拡がらなかったのか、Re食器を製造している企業はなぜ岐阜県の東濃地方に集積しているのかを明らかにすることを目的とする。
論文、梗概、パネル