研究内容

揚輝荘の建物には和洋折衷や中国、インド様式といった模様が各所に施されており、月と掛け合わせたものをコンセプトとした作品を制作した。建築模様の集まりで月の形を表現し、風による揺れで形が変わることで、自然を目で見た時の心の動きを表現している。揚輝荘の紅葉の風景に溶け込んだインスタレーション展示となっている。
　 ワークショップではPP( ポリプロピレンシート ) を使ったランプシェードを制作した。多面体を満月に見立て、その中に LED ランプを入れ、月明りを表現した。オリジナル模様を作り、実際に手を動かすことで揚輝荘の建物の特徴を知っていただき、 インスタレーションを見た時の感動を持ち帰ってもらう作品になっている。