川合亜弥

空色モアレ -見る角度で色が変わる壁面装飾-

インテリア・プロダクト分野
山下研究室
制作

研究内容

商業施設などの空間演出ではモアレの現象を活用したデザインが多く存在している。本制作では、見る位置によって模様が変化するモアレの現象と、山形の面を塗り分けることで見る角度によって色が変化する仕組みを組み合わせ、新たな視覚体験を生み出す壁面装飾を提案する。人が移動すると模様や色が変化し、複雑な視覚効果が生まれる。
色はマジックアワーをイメージしたグラデーションとし、右から見ると朝明け、左から見ると夕暮れの空のように見える。太さの異なる棒、斜めの部分や曲面、回転する部分などを用いることで、多様な模様の変化を楽しむことができる。本制作は商業施設のディスプレイや間仕切り、建物のファサードなどへの応用を想定している。

研究形式:制作

壁面装飾4115×3895×1820(くの字、10mm角、棒同士の間隔24mm / 真っ直ぐ、10mm角、間隔24mm / 斜め細、10mm角、間隔30mm / 曲面10mm角、間隔24mm / 斜め太、20mm角、間隔50mm / 回転、10mm角、間隔24mm)、材料:スチレンボード2mm、薄手半光沢紙、合板、角材、MDF、ウレタンベルト、
作品論文、パネル、動画、梗概

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