布目方向の違いによるドレープ性に着目したアフタヌーンドレスの制作
ドレープとは、「布を覆う、飾る」という意味で、布を垂らした時に出るゆるやかなヒダもしくはたるみのことを指し、立体曲面形成を可能とするもの。光による布の陰影を作り出し、動作によって変化するのが特徴である。本研究では、布目方向を変化させる事でドレープ性をはじめとした力学特性や風合い、シルエットにどのような違いが出るのかを複数の評価方法を用いて明確にし、結果を比較・検討した後、ドレープ性の高い布を使用して美しいドレープが主役のアフタヌーンドレスの制作を行うことを目的とする。
作品概要(アフタヌーンドレス)、主な材料(表布:毛100%のウールジョーゼット、裏布:キュプラ)、作品論文、試料表、パネル、梗概