天然染料によるオレンジ色の染色
天然染料によるオレンジ色の染色の幅を広げることを目的に研究を行いました。コーヒー生豆のチタン媒染、赤色と黄色の重ね染め、シンナバリン酸による染色の3つの方法を用いました。コーヒー生豆のチタン媒染は黄みがかった色に染まりました。赤色と黄色の重ね染めでは、紅花とキハダ、クチナシを用いました。その中で、紅花の最も薄い濃度とキハダの最も濃い濃度が比較的鮮やかなオレンジ色に染まりましたが、全体に赤みが強い結果になりました。シンナバリン酸は鮮やかなオレンジ色に染まりました。
論文、梗概、パネル