ジェンダーフリー化粧品のパッケージについて
近年、女性だけでなく男性においても「美」に対しての意識・関心が高まっている。化粧は「女性だけがするもの」という意識が薄れ、「ジェンダーフリー」という言葉が浸透し、メンズコスメ市場は15年に渡り拡大傾向にある。今までは女性が起用されるイメージが強かった化粧品の広告が、近年では男性も起用されるようになったのは以上のようなニーズにこたえられるようにするためだと考えられる。世の中の価値観が変化するなかで、男性も女性も手に取り、購入しやすいジェンダーフリーコスメのパッケージデザインについて検討することとした。本研究は、今後求められる男女兼用化粧品の消費者への方向性を捉えた企画・開発に役立つものと考える。
論文、パネル、梗概