CLTを用いた切妻屋根の構造特性に関する実験的研究
CLTパネルは、国内で最大3×12mの大判パネルが製造可能であり、施工性が良いことが特徴である。そのメリットを生かし、CLTが建築基準法告示に明記された2016年以後は主に床材として使用されてきたが、上階からの振動や音響、防耐火の問題が指摘されている。そこで、近年では床と同じ水平部材である屋根にCLTを使用する事例が見られる。本研究では一般的な切妻屋根にCLTを用いることを目的とし、接合部実験とたわみの解析からCLT切妻屋根における構造安全性を確認する。
論文、A1パネル2枚、梗概