no empty -郊外住宅団地に潜む空き家予備軍-
少子高齢化、空き家の増加などといった社会的問題に大きな影響を受けている郊外住宅団地。一斉入居が始まって以降、徐々に若者が去り、新しい入居者も少ないまま40年近くがたった現在では、急激な高齢化と空き家の増加により地域は衰退してきている。そこで、この現状に大きく関わりのある「高齢者の住宅」に着目し、“いずれ空き家となってしまう住宅”を「空き家予備軍」と定義づけた。本計画では、現地のインタビュー調査などを元に空き家予備軍のリノベーションを計画し、コミュニュケーションを取れる場などを加えることで、地域に活気が溢れることを目的としている。
A1パネル6枚、模型、梗概