葬儀場の在り方‐人生の卒業式を見送る‐
近年、形式に囚われない葬儀が増え、この10年で葬儀形態は大きく変化した。しかし、葬儀の簡略化が問題視されているのも実態である。葬儀場は別れの場であると共に関係者らが再会する出会いの場でもある。死者への想いが伝承されるような葬儀環境を構築することが重要であると考える。葬儀場のリノベーションを通して、故人との別れを悲しいものだけと捉えず、前を向いて歩いていけるような空間を目指した。
パネル、模型、梗概