木造住宅の水害復旧及び耐水害技術に関する研究
近年、気象災害が激甚化しており、地球温暖化に起因する大型台風や豪雨などによる水害被害が急増する中で、人々の生活が少しでも安心安全なものになることを願い、本研究に取り組んだ。住宅の浸水被害状況と復旧工事内容の抽出、既存の災害対応技術の比較分析、今後開発すべき課題の抽出、以上の3つを目的に定めた。建築計画やまちづくりにおける耐水化技術の向上の必要性が高まっている中、本研究において得られた成果が新築の耐水害住宅の開発だけでなく、既築住宅を耐水化する際の有益な基礎的資料となることを期待する。
論文、A1パネル2枚、梗概