衣生活の中の衣服に対する愛着を構成する要因
国内における衣料品の供給量は増加傾向にあり、生産ロスや余剰在庫も問題視されています。消費者側では、購入枚数に対し、1年間に1度も着用されない衣服が増加しており、着用期間が短くなるといった衣生活スタイルが確立しつつあります。現在の衣生活スタイルを解決する方法の一つとして、衣服に対して愛着を持ち、衣服の役割について再認識することが大切なのではないかと考えました。本研究では、消費者の衣服購入から廃棄に至るまでの衣生活に関するアンケート調査を行い、特別な思いや意識を持つ衣服とはどのようなものか、愛着を構成する要因について検討を行いました。
論文、A1パネル2枚、梗概