自己の顔形態特徴の認識が着装行動に与える要因
普段、私たちが衣服を購入または着用する際、意識をするポイントは人それぞれであるが、その意識を向ける箇所のひとつに「自身の顔」があるのではないかと考えた。衣服を着用した際の自分の顔と衣服との「調和」や「適合性」を基準に判断する場合があるのではないかと考える。このように、本研究では着装行動に意識の変化を与える要因のひとつとして、自己の顔形態特徴の認識の影響を取り上げた。若年女子を対象に、顔の自己認知に関する実態を調査し、その結果を基に、顔の形態や印象ごとにクラスタに分類した。さらに、クラスタごとに特徴を抽出し、顔への意識と着装行動の関わりについて検討を試みた。
論文、A1パネル2枚、梗概