貝殻を用いた着色顔料の研究
貝殻の真珠光沢を人工的に再現したパール顔料は鉱物と酸化チタンを使用したものが主流となっている。本研究では身近な貝殻を粉末状にしてパール顔料を再現したいと考えた。また制作した顔料はシンプルなものが多い内装塗装に輝きのある塗装として取り入れることを考え、顔料制作、塗装実験を行った。
ナミマガシワの貝殻の真珠光沢を生かしてパール顔料に近いものを制作できた。不均一な光沢感はいままでのパール顔料になかった点であり、本研究を通してこの特性を魅力とした新しい塗装デザインを提案した。
論文、A1パネル2枚、概要