中・高家庭科の環境問題に対する被服教材の教育研究の歩みと課題
近年はSDGsへの関心が高まっており、店舗に不要衣服を回収するボックスが設置されるなど環境問題が注目されている。しかし、今日の教育現場では環境教育を行う時間の確保が難しいといった問題点もあり、実際は十分に環境教育が実施されていない。ゴミや資源循環の視点のみの環境教育や、話題のSDGsを用いるだけの教育ではなく、小・中・高等学校の学習指導要領において環境教育が位置づけられていることを踏まえ、地球環境問題や対策などの背景を教職員が理解した上で持続可能な社会を担う子どもたちの資質・能力を育成する必要があると感じた。そこで本研究では今日の環境教育のあるべき姿について検討した。
論文、A1パネル2枚、梗概