毛髪のダメージに関する調査研究
毛髪は私たち人間誰もが保有しているものであり、頭部の保護や体温調節をする大切な役割をしている。毛髪は三層構造からできており、一番外側のキューティクル層は硬くて丈夫なうろこ状の組織で毛髪の内側の柔らかいコルテックスとメデュラを保護する役割を持っている。ダメージを受けていない髪は、キューティクルが一枚一枚綺麗に整っており、さまざまな要因でキューティクルが剥がれたり、さらコルテックスが毛羽立ちを生じたりする。
本研究では、毛髪のダメージの主な原因として考えられる太陽光の紫外線、ドライヤーやアイロンなどの熱、水およびそれに溶解する塩素や食塩などを取り上げ、これらの要因についてそれぞれのモデル的な環境を作り調査を行った。
論文、A1パネル2枚、梗概