裂き編み手法による廃棄デニムのアップサイクル―持続可能なファッションへの試み―
現代のファッション産業は、多様なトレンドが絶えず生まれ、低価格で衣服を手に入れることが可能である一方、生産から廃棄に至るまで大きな環境負荷を抱えている。サステナブルファッションへの関心が高まる中、衣服の再利用や再資源化に向けた取り組みが拡がりつつあるが、依然として大量の衣服が廃棄されているのが現状である。本研究では、特に環境負荷が高いとされるデニム生地に着目し、廃棄デニム衣類を用いた制作を行った。注目されつつある裂き編み手法を取り入れることで、アップサイクルへの興味・関心を高めるとともに、衣服を「廃棄するもの」から「再び活用できる資源」として捉え直すきっかけとなれば幸いである。
作品(ビスチェ、スカート、ベルト、バッグ)、生地(廃棄デニム)、作品論文、パネル、梗概