ニッキ染色の色と香り
本研究では、『源氏物語』にみられる「香染」を背景に、ニッキ抽出物による染色の発色性と揮発性成分を検討した。結果として、草木灰のアルカリ性と草木灰に含まれるアルミニウムの相乗効果が発色に関与する可能性が示唆された。さらに、GC/MS分析を行い、染色布からCinnamaldehydeおよびBenzaldehydeを同定し、香りの特性および持続性についても明らかにした。
論文、梗概、パネル