糸ンネル-糸による線織面を用いた空間演出-
糸を用いて線織面を表現し、外側からは糸の重なりからなる色の濃淡、内側からはフィルターをかけたような景色を体感できる空間演出を提案する。壁から床に張った糸が曲面になっている。見る角度によって糸の重なりからなる色の濃淡が見える。照明で照らされた部分の糸は、色がよりはっきりと濃く見え、太陽光が糸に沿って反射し、光った糸が曲面を表した。S 字になった床と糸との間を通り抜けられ、トンネルのように体感することができる。
インスタレーション2800×3300×5700(mm)、材料:角材30×40(mm)、合板2.5mm、合板9mm、水糸、作品論文、パネル、梗概