研究内容

近年、大きな地震が発生し、私たちの平和な日常生活を奪っている。安全の為に身を寄せる場として学校や公民館などの公共施設が避難所として使われることが多い。避難所では、プライバシーが守られておらず、女性や子どもが痴漢や覗きなどの被害に遭うなどの事例も挙げられている。本研究では、過去の災害における避難所の特徴や被災者の声を元に、突然の災害に対応できる多機能とお洒落の両面を兼ね備えた衣服の制作を行った。本作品を通し、改めてより多くの人が災害への意識を見直し、防災への関心を持つきっかけとなれば幸いである。