一水四見 -ダイクロイックフィルムを使った空間演出-
光を用いた空間演出は、照明、フィルム、ガラス、プリズムなど様々なものを用いて光を演出している。その中で見る角度によって色が変わる特徴を持つダイクロイックフィルムに着目した。フィルムの表面にある薄膜は光の干渉によって、特定の波長領域の光を透過し、残りの波長領域を反射する。本研究では、そのダイクロイックフィルムの特徴を活かした空間演出を行う。商業施設のアトリウムを想定し、演出にはフィルム自体の色、反射した色、透過した色を使用する。
インスタレーション2914mm×903mm×2038mm 材料:ダイクロイックフィルム、プラ板t=0.3mm、LED電球、作品論文、パネル、梗概