Marionette -操り人形から着想を得たドレスの制作-
マリオネットとは、 人形劇で使われる糸操り人形のことである。また、何者かにより不自由にされている状態を表す比喩表現として使われることもあり、歌詞の中に用いられることも多い。 人形を人間のように見せる人形劇のマリオネットと、人間がより大きな存在に操られることで自分自身では動けない人形のようになっていく詩の中でのマリオネットが、 同じ言葉でありながら反対の意味になっていることを興味深く感じた。人形劇のマリオネットと詩の中のマリオネットはどのような感情を抱いているのかを考え、本制作では、二つの意味を持つマリオネットをファッションデザインという形で表現することを目的とした。
作品概要(ドレス、ハーネス)、主な材料(ウールギャバジン、綿ブロード)、作品論文、パネル、梗概