栗本夏帆

吊りおもりを変化させた平組紐の制作

アパレルメディア分野
井上研究室
制作

研究内容

数十本の糸を一つに束ね、一定の法則で斜めに交差させながら紐のように組み込んで作るのが組紐である。美しい光沢のあるシルクを紡いで作られる糸を使い、3500 種とも言われる組み方の中から組み上げる組紐は、現在でも様々な用途で使用されている。丸組、平組、角組と種類がある中で、本研究では平たい断面が特徴の「平組」を対象とした。制作にあたり、幅が均等な美しい組紐を制作するため、バランスの軸となる吊りおもりの重さに変化をつける事でどのような変化が見られるのか、曲げ特性に着目し、調べることにした。またそれらの実験結果を基に24本組の笹波組を2本縫い合わせ、ベルトの制作を行った。

研究形式:制作

作品概要(24本組を2本縫い合わせて制作したベルト)、主な材料(絹糸)、作品論文、パネル、梗概

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