コロナ感染症流行前後のマスクの色彩イメージ評価の差異
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、年齢、性別を問わず一斉にマスクが着用された。本研究室ではコロナ流行前の2019年にマスクの形状および色彩を取り上げ、マスクに関するアンケートおよび視覚評価実験を行った。本研究はその結果とコロナ流行の終焉を迎えつつある現在、マスクを1つの着用アイテムとして捉え、急激な社会的変動の中でその着用行動と評価、さらに内在する評価要因がどのように変化したかについて検討を行った。両者の視覚評価実験により因子を検討し、マスクという1つのアイテムを用いて特殊な流行のメカニズムを解明することができた。
論文、パネル、梗概