研究内容

長野県茅野市の小中一体型「永明小学校永明中学校」を対象に、「サインデザイン」「腰壁の色彩計画」「トイレの内装デザイン」「照明器具制作」を行った。茅野市やその周辺地域の自然・文化・歴史からデザインモチーフを抽出することで、デザインを通して地域について学び、子どもたちの興味関心の輪が、更に外の世界へ広がるような校舎を目指した。
特に茅野市は、縄文時代に最も人口が集中した場所の一つであり、現在も数多くの遺跡が存在する。また、市内の小中学校では「縄文科学習」が行われていることから、土器や土偶といった縄文時代の出土品をデザインに多く取り入れ、学びをより深められる提案とした。