ポストテンションを用いた木質構造接合部の剛性・最大耐力評価に関する研究
木造建物における耐力壁とは、壁長さ600mm以上の幅とすることが多く、狭小間口を有する建物の耐震補強を難しくしている。これを解決するため、通風・採光がとれる面格子壁などが使われているが、低い初期剛性が問題点である。本研究は、計算が複雑だが幅を短くできる高耐力壁柱を耐震設計に使うため、初期剛性の簡便な評価手法の提案と、狭小間口建物における耐震補強への適用を検討し、その有用性を確認することを目的とする。
論文、A1パネル2枚、梗概