着装シミュレーションを用いた体型別デザイン服適合性の検討
本研究では,衣服を着ることでどのようなデザインが体型イメージに影響するかを検討し,体型別に適合性の高い服を選ぶための情報を得ることで,衣生活者の衣服選択をサポートすることを目的とした。使用したボディは、体型に特徴があり, 平均年齢及び体型の特徴差も明確な5つの3次元平均人モデルに、着装シミュレーション「Dress Mirror」を用いて,デザイン服50種類を仮想的に着装させた3次元人体モデルである。着装後3次元人体モデルと着装前3次元人体モデルを1対1で並列し、デザイン服を着装することによる変化を評価してもらい、それぞれの体型と「適合性の高い服」について検討した。分析方法は、単純集計、主成分分析、クラスタ分析である。
論文、パネル、梗概