自意識とファッションスタイル選択の関係
「自己意識」が我々の被服選択に大きな影響を及ぼしているということは先行研究で明らかになっている。しかし、実際に選択する被服の種類や目的までを細かく設定して行われている研究は多いとは言えない。本研究では、自己意識の違いが異なる目的による被服選択行動に与える影響について、女子大学生107名を対象にアンケート調査を実施した。調査項目には、公的自己意識尺度、私的自己意識尺度、好みのファッションスタイルイメージについて、目的別の被服選択についてなどを設定した。評価方法は5段階評価の回答形式とし、分析方法は単純集計の他に、因子分析とクラスタ分析を、エクセル統計およびSPSSを用いて統計処理を行った。
論文、梗概、パネル