振り子
日本の避難所は生活環境が良くないことが知られている。また、避難所は一時的な滞在場所であるはずが、数か月も滞在する事例が多い。そこで、仮設住宅の短期整備と地域コミュニティを離れる不安の払拭により、避難所の滞在期間を短くすることで環境改善につなげる。そして、常時から非常時、非常時から常時への“時の流れの振り子”に対応し、被災によって自宅が取り壊しとなった際も、自宅敷地に移築可能な施設を設計する。「“振り子”のようにあらゆるものが揺れ動く狭間で生きるすべてに寄り添う建築」
A1パネル6枚、模型、梗概