絞り染めの力学特性に関する研究
絞り染めとは、布地に様々な方法でしわ又はひだを作り、その部分を防染するために糸で絞ってこれを染液に浸けて、取り出してしわやひだを伸ばして模様染めをするものである。本研究では、100種類もの技法がある中でも身近な物を使用してできる「巻き上げ絞り」を用いて試料を作成し、絞りの方法によってどのように力学特性が変化するのかを調べることにした。その絞りによって物性の相違にどのような影響が表れるかの実験を行い、絞りの数、絞りの半径の大きさ、測定位置の違いによる力学特性の相違を比較検討することを目的とする。
論文、A1パネル4枚、梗概