アパレル製品のデジタル提示条件が商品イメージに及ぼす影響
現在、学生の60%以上がインターネット通販サイトを利用している。衣服において、デザインだけでなく色彩や素材の風合いは重要であると考えられ、これらは実際に見て、触って感じるものである。しかし、画面上ではその質感や色彩の微妙な違いを認識することは難しく、実際に「イメージしていた質感と違った」という失敗も多く挙げられている。
そこで、本研究では、生地の違うスカートを画面上と実際に見たときとで、その見え方の違いを確認するためのイメージ評価実験を行い、ウェブ上での表現方法を検討することで通販サイトによる失敗やリスクを減らす手がかりとなると考える。
論文63ページ、A1パネル2枚、梗概2ページ