彩 -併置加法混色を用いた空間演出-
併置加法混色は小さな色点を高密度で並べて起きる混色で、細かく並んだ複数の点の像は、網膜上で混ざり、眼で見分けることが出来なくなる。本研究では色彩表現における混色の中でも併置加法混色に着目し、新たな空間演出の提案を行う。本研究では6色のパーツを使用し、マジックアワーと呼ばれる空の色味をモチーフに制作を行った。パーツの配置や配色の仕方を工夫することで同じ色のパーツを使用していても微妙な色味の変化を楽しむことができる。
空間演出1900×1700×2500(mm)、パーツ数約4000個、材料:スタイロフォーム、水性塗料、アクリルt=4、
アルミ角パイプ、サテン布、つぶし玉、ワイヤーロープ、作品論文、パネル、動画、梗概