たからもの~子ども服から着想した笑顔になれる作品制作~
諦めが正当化されたコロナ禍で、「未来にわくわく」することの必要性を感じ、幼少期に着目、子ども服から着想を得ることにした。幼い頃大切なものは宝箱にしまっていたことから、テーマを「たからもの」と設定した。大きな公園を前に走り出す気持ちや虹を見つけた時の高揚感を、スモックの様なシルエットとスタイ、カラフルな色味で表現しようと考えた。マインドマップ、ムードボードの制作後、80体のデザイン展開の中から、20体のコレクションラインを選定し、最もテーマを捉えたものを制作することにした。オートクチュール技法に倣い、トワルでパターンを組み、本布作業を行った後、デザイン画通りになるよう微調整を重ね作品の完成とした。
作品、制作論文、パネル、梗概