どこかにしまった、あのスマホ
私たちが使用するすべてのモノに生産・廃棄などの背景があり、社会的課題を抱えるものが存在する。そこで、⾝近なモノの背景から課題について関⼼を持たせ、解決の行動を起こすことためスマホを題材に批評的なデザインを用いた作品を制作する。 電⼦機器に使⽤される⾦属の採掘には、資源を巡る多くの課題があることから、使用されずに家で眠るスマホをリサイクルに回し資源を循環させることを目的とする。 表現方法は、基盤などの循環可能な金属部分以外を腐らせ、腐りゆくものを手放したくなる心理から、結果として資源の循環に繋がるという意図を込める。朽ちていく様子を収めた映像と、腐りゆく様子を模型で表現する2通りの方法で制作する。
スマホ模型×8(145㎜×70㎜×8㎜)、
主な材料:発砲スチロール、スタイロ、レジン、アクリル絵の具、
作品論文、動画、パネル、梗概