研究内容

歴史的にも地理的にも我が国とつながりの深い中国、韓国について漢服やチマ・チョゴリなど単体では認知しているものの、これら各国の歴史服は横断的に展開されることはなく、関連性を見出した研究は少ない。本研究では、紀元前から現代に至るまで、三国の服装史がどのように関連し、女性の伝統衣服が変化してきたのかを調査した。さらに、歴史的背景、文化、色彩、被服構成などの視点から共通点と相違点を明らかにし、特徴を捉えるとともにそれぞれの特徴を交えた衣服を制作した。