経年データから見る流行色とデザインの予想
カラートレンド情報は、20世紀半ばに大量生産・大量消費の時代が到来したことに起因する。安価に大量生産する既製服が主流になると、消費者が迷わず選ぶための指針となり、流行色を中心とした商品の製造・販売していく流れが始まった。
現在SNSの普及により、情報の伝達時間の短縮、国内だけでなく世界中の情報を即座に得ることが可能となった。また、コロナウイルスの流行を経て、オンライン販売が増加しつつあることから、これまで以上の速度で伝達し、その様相はかなり変化していくものと考えられる。そこで、本研究では1970年代から現代までの年代のロジックを導き出し、さらに今後どのように推移していくかにについて検討することとした。
論文62ページ、A1パネル2枚、梗概2ページ